金沢医科大学医学部AO入試出願開始が近づいています:AO入試について

2019年度のセンター試験まで100日を切り、生徒達の雰囲気も緊張感が徐々に高まっているように感じます。

金沢医科大学のAO入試の出願がいよいよ11月1日(木)から始まります。
「もう準備万端整ってるよ!」という人も「自己推薦書で苦戦中!」という人もいるかと思います。
メディカルアークでも金沢医科AO入試に出願する生徒が、授業の合間に自己推薦書の下書きを持ってスタッフルームへ頻繁に訪れるようになりました。

一般入試に比べ、知名度が低い入試制度である上、ごく限られた大学のみ実施している制度なので、「あるのは知ってるけど、よくわからないし自分には関係ないなぁ〜」と思っている生徒さんも多いようですので、今回はAO入試について簡単にまとめてみました。

AO入試

AO入試(エーオーにゅうし、アドミッションズ・オフィス入試)とは大学の入試方法のひとつ。大学の入学管理局(admissions office)による選考基準に基づいて、学力試験を課さず、高等学校における成績や小論文、面接などで人物を評価し、入学の可否を判断する選抜制度。米国で経費節減と効率性を目的として制定され、日本では1990年に慶應義塾大学が導入し、各大学に拡充している。ただし、日本においては、大学自らがアドミッション・オフィス入試と呼称しているが、アドミッション・オフィスによって入試選抜を行う米国の制度とは異なった日本独自の選抜方法となっている。

上記のように、米国での入試制度を日本に持ち込んだものですが、日本においては独自の選抜方法になっているため、名前と実際の入試内容が異なるので少し分かりにくいものになっています。

また、制度導入当初は、学力試験を実施せず面接や小論文、志望動機や学部・学科の適性、入学後の意欲などで総合的な人物評価で合否を決めていたのですが、現在は文部科学省の方針を受け、学力の基準を新たに設けている大学も増えています。
また、国立大は推薦入試と同様に、AO入試であってもセンター試験を課すところが多く見られます。

医学部において学力試験は必須で、2019年度より開始される杏林大学のAO入試ではセンター試験が課されており、金沢医科大学でも学力試験が必須です。
他の学部より基礎学力の高さが求められる傾向があります。

金沢医科大学 AO入試

金沢医科のAO入試は、従来の学力を中心とした入学試験では評価が困難であった学習意欲、使命感、人間性に評価の重点を置き、建学の精神に沿った人間性豊かな活力のある人材を求める入試とされています。

出願資格

  1. 平成30年4月1日現在、25歳以下の者
  2. 高等学校(中等教育学校の後期課程を含む)を卒業した者または平成31年3月卒業見込みの者およびそれと同等以上の学力があると認めた者
  3. 合格した場合には必ず入学することを確約できる者

出願要件

金沢医科大学および金沢医科大学病院の理念を理解し、医師としての人格形成と知識、技術を涵養するため、本学を卒業後、金沢医科大学病院または金沢医科大学氷見市民病院において臨床研修(5年)を行う意志の強固な方を要件とします。

注意すべき点は、「出願資格」の3.と出願要件です。

合格した場合は必ず入学しなければなりません。また、大学卒業後は金沢医科大学付属の病院にて5年間は臨床研修を行う必要があります。

推薦書(本学所定の様式を使用し出願時に提出)

1.自己推薦書(2,000字以内)

将来の目指す医師像について記述し、それと関連し、本学を選んだ理由、本学在学中の勉学目標、さらに卒業後本学でどのような研修を行いたいかを述べてください。

2.推薦書(1,200字程度)

推薦者は本人を熟知する方(近親者、教員等は問わない)とし、推薦者と出願者の関係を明瞭に述べ、出願者が将来、良医として成長する資質をどの程度備えているかについて、できるだけ客観的に評価してください。

「推薦書」についても一般入試とは違い、出願時に提出する必要がある書類です。

AO入試においては、この推薦書の内容も評価に影響する部分ですので、しっかりとした内容のものを提出しましょう。
なぜ金沢医科を選んだのか? 金沢医科でなければ学べない内容は何なのか? 卒業後、どのように研修を通じて貢献できるのか?など、より具体的にかつ論理的に述べましょう。

そのためには、金沢医科大学のパンフレットや資料をしっかりと読み、
「大学としてはどのようなポリシーを持って運営しているのか? どのような教育方針で、どのようなカリキュラムで教育しているのか? 大学ではどのような研究に力を入れているのか? 付属病院では、どのような診療に力を入れているのか?どのような形で地域に貢献しているのか?」などなど、きちんと理解した上で自分自身を当てはめて述べられるようにしましょう。

試験内容は、基礎学力テストと面接です。

  • 基礎学力テスト
    英語  -コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ、英語表現Ⅰ
    数学  -数学Ⅰ・数学A
    理科  -物理基礎・化学基礎・生物基礎(2科目選択)
    一般問題-文章理解能力や一般常識的な問題
  • 個人面接(1人約15分間)

基礎学力テストは、一般入試と違い、出題範囲が狭くなっています。(数ⅠAのみ・理科基礎のみ等)
これらは4教科合せて100分で行われるため、時間配分を考えて解くことに注意!
一般問題は、医療分野はもちろん、報道される社会問題等からも出題されるので、日頃から幅広く知識をつけておくことが必要です。
新聞やテレビ・ネットのニュースを利用して、頭に入れておくことを心がけましょう。

面接は、自己推薦書に書いた内容を問われることも多いので、上述した内容を頭に入れ、答えに詰まることに内容に頭に入れておく必要があります。
面接のシミュレーションを行って、どんな質問でも自分の考えをしっかり答えられるように練習しておきましょう。

さいごに

AO入試の入試倍率は「16.6」(2018年度)「17.4」(2017年度)と一般入試の倍率と比べると低いですが、募集人数は27名と狭き門であることいんは変わりまりません。

医学部受験を熟知したサポートでしっかりと対策を行うことが重要です。

メディカルアークでは、校長を中心に文系科目の先生で自己推薦書の添削 を、時間が許す限り何度でも実施し、校長自ら面接のシミュレーションを実施。

また、当校出身の金沢医科大学在籍生と電話ミーティングやオンラインミーティングで学校での生活や授業の様子を話してもらい、受験生のモチベーションと自己推薦書の内容を膨らますお手伝いをいたしております。

出願についても資料の準備、証明写真の撮影、出願書類の不備のチェック、WEB出願のPC作業までスタッフでお手伝いを実施する等、AO入試だけでなく来る一般入試の出願も、受験生が勉強に集中できる環境作りを心掛けています。

金沢医科大学AO入試だけでなく、医学部受験についてのご相談・ご質問はメディカルアークまでお気軽にどうぞ!